泣く涙雨と降らなむ渡り川 水まさりなば帰りくるがに - 小野篁
(涙よ、雨となって降っておくれ)
(そうして三途の川の水かさが増せば、妹はあの世へ渡れなくなる)
(そして、この世に帰ってくればいい)